こんにちは
今日は音楽全く関係ない話します。
宝塚に引っ越してきて早くも5年目になるんだけど、去年自治会の担当が回ってきたんよね。
で、一昨年に一回パスしたから去年は断りきれず受けたんだけど。
1年間無事に終えたんだけど、実は会員が年々減少してって私の参加した年、ついに自治会が廃止にw
ま、初めてっていうことでそんなに面倒な仕事はふられなかったんですが、、
印象としては、日本ってものすごい高齢社会なんだって事実を体感しました。
もちろんそんなの当たり前のことだけど、普段生活しているだけだとそこまでリアリティ感じる機会も、あまりないですしね。
いづれは自分も高齢者になるので、今日は令和2年の社会感覚というのを自分なりに書こうと思ったわけです。
ぜひ最後まで読んでみてね。
で、そこの場に集まると自分は最若年。完全に若造扱いです。
自治会に集まっていたのは基本女性。うちは僕が参加してました。近所のお宅から「男の人が自治会するなんて珍しい」みたいな感じで。ま、そういう習慣なんでしょうけど、それはもう令和なんだし、人それぞれってことで。
1つ自治会に参加して感じたのは「世代間の心境の違い」かな。
っていうのも60〜80代の方もたくさんご近所にいらして、若い世帯だとうちみたいな30代の人間もいるごく普通な地域なわけです。
で、そんな先輩方のしきりに仰るのは
「昔は子供がたくさんいて、自治会も賑やかだったのよ」
「昔は自分たちが頑張ってきたんだから、今度は若い人たちに頑張って欲しいのよ」
こんな内容の話を毎回湯水のごとく聞きました。
でも若い世代からすると、早い話が過去の美化と、結局今やりたくないんじゃんってことと感じるわけです。お互い、当然そう思いますよね。
でもそれが世代間の価値観の違いを深めてしまったようです。
結局若い(と言っても60代以下の世帯全体的に)方たちが軒並み自治会をやめて、存続不可ということになりました。
自治会がなくなると、役所のサポート面で不利だったりするようです。災害時なんかは不安なことも出てくるでしょう。
でもぶっちゃけていうと今回問題なのは自治会にいる人間ではなく、やめていく人若い人たちの方じゃないかなと思って。
解散にならなくても自分たちも来期はやめるつもりだったんよね。
でも、個人的には地域貢献活動として継続するべきかなとも考えてた。
本当にうちが参加してた自治会はほとんど何もしてないくらいの団体だったけど、敬老の日に地域の高齢の方に簡単な和菓子をお渡しすることになっていた。
身寄りのない人にとっては、結構楽しみだったみたい。
今の働く世代の日本人は、単純に忙しい気分なのかなと思う・・。
仕事に、家庭に、自分の好きなことに、忙しいと思っていて、その中に自治会なんてやってらんねえわ!と思ってるのが主な理由な気がする。
もしも日本がブータン王国のように幸福度高い心を持っていたとしたら?
おそらく自治会(と呼ばずとも、ローカルネットワークのようなもの)に対する考え方も違うのではないかな、と。
日本は世界でも非常に裕福な国なのに、少しそんな寂しいところがあるでしょ。
なんかそんなことに気づいてしまい、でも来年またやるのはいやだな〜と本音を持ちつつも、ご近所さんに少し感謝の気持ちを持つところから始めようと思った。
建前でいろんな事情がみんなあるわけ。
でも、ほんの少しやさしい気持ちが社会にたくさんあるといいなと。
将来さらに高齢化社会になりますからね。
お互いほんの少しで良いので理解しあえるだけの、余白は残しておきたいなと思った次第です。
皆さん、本日も読んでくれてありがとう。
またみに来てね。