先月になりますが、今年最後のライブがありました。
今回は今年最後の演奏で配信もあったため、良いパフォーマンスをしたい気持ちで少し準備をしすぎて手の疲労が強く、最後の方は練習したい気持ちを少し抑えながらの準備をしながら迎えました。
今回のギターサウンドは、バンドやお客さんからも今までで一番良かったと好評を頂きました。
メインのアンプはTWIN REVERB Ⅱ 。ポールリヴェラ期のエフェクトループ付きのモデルです。
右側にもう一台あるのはHOT ROD ジョージベンソンモデル。こちらはリバーブ専用のアンプとして使用しました。
ペダルはこちら。今回は歪みペダルをJetter GearのGold Standardに変更しました。
これはマーシャルJTM45/100をモデルにした歪みで、更にクリーンブーストも付いています。
Gold StandardからはXotic RCブースター(こちらもクリーンブースター)を通って、同じくXotic STEREO X BLENDERへ。ただしブレンダーとしては使用しておらず、ここでA/B BOXのような形でメインアンプとリバーブ専用アンプへと2経路に分岐します。
リバーブ専用アンプはボリュームペダルを通してからStrymon Big Skyへ入り、ここでウェット(MIXレベル)100%の状態にして原音が出ていない、完全ウェットの状態にしておきます。
完全にドライなアンプと完全にウェットなアンプに分けるというアイデアは、Jimmy HerringやScott Hendersonを参考にしました。
厳密にいうと彼らはメインアンプのスピーカーアウト端子からラインアウトするための機器を使用してもう一台のアンプを使用しているようですが、僕は今回足元でそれを再現してみたわけです。
やっぱり原音が変化せずずっと聴こえるのは気持ち良いです。リバーブの音量はボリュームペダルで変化できます。曲の世界観の広がりがある場合には少し多めに出したりすれば、効果が出ます。
ディレイはメインアンプのセンドリターンへ。エクスプレッションでディレイミックスレベルを変化させるのは以前と同じです。
アンプのボリュームはなんと最大!普通のツインリバーブだと爆音と思うのですが、センドリターンのレベルが調整でき、実質マスターボリュームのような感じだったと思います。(確か4くらい)そこまでクリーンが歪んだわけでもなく、程よくファットなトーンだったので、そこに足元へRCのようなプリアンプ的なペダルで少し補正を加えたような形になりました。
伝えるのが難しいですが、音が空間をどれくらい飽和させるかも含めてアンサンブル的に気持ちの良いサウンドでした。
配信の音はミックスまでは追い込めないのでいつも難しいですね。それでもワンマンオペレーションで映像も含めて、ここまでの音を届けて下さるオーナーに感謝です。
次回もまた良い音を届けれるよう頑張ります。